楽しいこと大好き大学生の日常

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シンガポールで大勝負!? 生活を賭けていざ決闘! #1 シンガポール旅行のはじまりとおわり

こんにちは。久しぶりの投稿になりますが張り切っていきます!

 

突然ですがみなさん"カジノ"はやったことありますか??
日本ではir法か何かでカジノができる予定なのでしょうが、現状(2019年3月時点)では日本でカジノはできないです。

 

ということで、3月上旬に大学のサークルの友達とシンガポールにカジノ旅行することになりました。ただ報告してもあれなので、この旅行の全体をストーリー仕立てでお送りします。

 

 

以下語り口調

 

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3月6日、羽田空港にその男の姿はあった。

 

星野「おはようございます」

 

そう、リオネルほっしこと星野氏である。

 

「今回、カジノに行かれるということで軍資金はいくら用意されたのでしょう?」
星野「12万円ですね。まぁ、そのうち8万は人から借りた金ですけど笑笑」

 

相変わらずのクズである。

 

 

「もし、負けたらどうするんですか??」
星野「勝負する前から負けた時のこと考えちゃダメでしょ」

 

クズのマシマシである。

 

そこに登場したのが、ネコ氏と御曹司である。
簡単に紹介するとネコ氏、御曹司共に星野の学生団体やってた頃の友達であり、上海で合流予定のトシと4人で旅行することになったのである。

 

ネコ「カジノなんて初めてだよ〜緊張するよ〜」

 

これが可愛い子ならともかく21歳の大の大人のセリフであるため全く可愛げがない。カジノは遊びじゃないのだ。

 

 

御曹司「星野だけだよ。カジノに生活かけてるやつ笑笑」

 

言い返せない。なぜかこいつの言ってることは正論がほとんどなのだ。
といいつつも3人の顔はすでにほころんでいる。何だかんだ今日が楽しみだったのだ笑笑

 

ネコ「上海でトシと合流できるといいな」
星野「できなかったら面白くね?」
御曹司「面白くない」

 

3人のキャラは上の会話で一通り掴めただろう。
そうして僕らは中国東方航空でチェックインすることになった。

 

実はこの旅行、人によって出発場所・時間、帰国時間・場所が異なるのだ。
したがって、星野と御曹司は同じ場所で手続きだがネコは別の場所で手続きするのである。

 

星野と御曹司がチェックインを終えて、待っているとネコがキャリーバッグを引いてこっちに向かってきた。

 

星野「え?キャリーバッグ持ち込み??」
ネコ「大事な話がある」

そういってネコはパスポート有効期限とシンガポールの話をし始めた。

 

 

どうやらシンガポールはパスポート有効期限が半年以下の人は入国を認めていないらしい。そして、それにネコが抵触したっぽいのである。

 

御曹司「それで、ネコはどうなるの?」
ネコ「俺はシンガポールに行けない」

 

突然の旅行終了宣言である。

 

シンガポールに行けないは流石のパワーワード認定せざるを得ない。
星野の笑いが止まらない。

 

御曹司「航空券は?」
ネコ「キャンセルになっちゃった💦」
御曹司「ネットで調べたらANAとかJALとかは何とかしてくれるっぽいからそっちいこう!」

 

御曹司は常に冷静である。今思えば、彼のこの性格は学生団体の頃には完成されていた。

 

どうやらANAとかは、パワープレイで入国させてくれると記事に書いてあり、ワンチャン強制送還のリスクはあるもののシンガポールには行けるとの話である。

 

そこから、自分たちはベンチに座ってANAJALなどの直行便があるのか、その値段はいくらなのかについて調べ始めた。

 

ネコ「シンガポール行けなくなったら、最終日に俺とトシで泊まるマリーナベイサンズの宿泊とかどうなっちゃうんだろ…?」
御曹司「トシ1人いれば大丈夫っしょ。星野〜なんかわかったことある?」
星野「マリーナベイサンズの宿泊ってネコから俺に移せたりするのかな?」

 

クズオブクズである。

 

ネコとトシは星野や御曹司よりも1泊多くシンガポールに滞在するのだが、ネコが行けなくなった分、そこの宿泊を星野は虎視眈々と狙っていたのである笑笑

 

ANAJALの飛行機があったとのことなので、幾らか教えてもらいにカウンターへ向かった。

星野は遠い位置から聞き耳をたてている。

 

ネコ「あの〜今日これから出発するシンガポール行きの便って今からとったら幾らになりますか??」
ANA「22万8000円ですね〜」

 

爆笑である。行けるって言えるわけがない

 

JAL「28万8000円ですね〜」

 

ネコが今日シンガポールに行けないことが確定した笑笑

 

 

1人カウンターに座り込むネコ。その表情は絶望に満ちている。
調べた結果、シンガポール航空ならもしかしたら成田発の直行便が取れるかもしれない。そんな話をした時、ネコはその説を信じて羽田で待つことを決意した。

 

ネコ「俺、羽田で待つよ」
星野「シンガポールで会おう。」

 

拳と拳を付き合わせる。なんだこの友情感溢れる感じ。なんか悲しくなってきた。

そうした感動的な雰囲気が流れる中、またしてもこの男がその雰囲気をぶち壊す。

 

星野「そういえば、すごい言いにくいんだけど、ネコ金貸してくれないかな笑笑」

 

我ながらよくそんなセリフがこの場で言えるなと思った笑笑

 

ネコは大爆笑しながら2万を貸してくれた。この2万を必ず増やしてネコに返す。これが今の星野ができる最大限だ。

 

 

マリーナベイサンズよ待っててくれ。
今行くからな!

 

続く

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